日曜日, 9月 17, 2006

漫画 ハヤテのごとく

「ハヤテのごとく」 著:畑 健二郎 小学館 8巻~

このサイトにしては珍しくメジャーな作品のレビューです。
理由は新刊が出たからです。今までは狙ってマイナーな漫画を
レビューしていたのではなく、
管理人の好きな漫画がマイナーなだけなんですが。
僕は社会の少数派ですし。そこ、同意するな。

この漫画はまぁ、ライト~ディープなオタク向けの作品です。
ネットで話題の漫画やアニメに詳しいと面白さが三倍アップ(当社比)します。
力士に例えるなら琴欧州です。大関です。ちなみに白鵬はネギま!です。
そして朝青龍はTo Loveるです。ここは譲りません。
絶望先生(著者の師匠の作品)は普天王です。ここに意味はありません。

話がそれました。で、ハヤテのごとくですが、
正直、初めて絵を見た方は「うわっ」と言われるかと思います。
僕はびっくりしました。買うのを物凄くためらいました。

ただ、慣れます。あっという間に。
むしろ味のある絵だ、あぁマリアさんはきれいだな、
ナギもいいな、でもやっぱりいいんちょだよな、
ぐらいに思えるようになれば
あなたも立派なハヤテのごとくのファンです。
今一部管理人の私情が入ったことをここに謝罪します。

この作品の面白いところに完成度の高さ、が挙げられると思います。
個性の強いキャラ、一話ごとにまとまっていて読みやすい構成、
さりげなく張られた伏線、センスのある会話。
またパロディ部分は、わかれば面白いのは(ある程度は)当然ですが
わからなくても面白い、あるいは支障がない点は非常にうまいと思います。

-追記-
パロディはやっぱりわからないとどうしようもなかったです。

ヒロインも魅力的ですね。
ひきこもりワガママ少女に年齢詐称メイド、ハムスター少女に
生徒会長、天然方向音痴和服etc.とそろっています。
文字で見ると半分くらいヒロイン失格な気がしますが。

また、本編以外でもカバー横、カバー裏にオマケ漫画があったり
サンデーのHP上で著者談・・・のようなものがあったりと、
一粒で二度美味しいですね。ところでこれって何のフレーズですかね。

絵で敬遠していた方、あるいは未読の方は一度手にとってみてはいかがですか?

ちなみに管理人はいいんちょ派です。何のことだかわからない
あなたはそのままのあなたでいてください。

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