木曜日, 2月 01, 2007

友人をライトノベル漬けにするススメ

はいどうも管理人です。
今日はどうしたらそちら系のことに面識のない友人を
ライトノベル好きの廃人にできるか、
という方法をご紹介します(某通販番組社長風イントネーションで)
なお、ごく稀に本当に廃人になりかけるバカ、
つまり僕のようなヤツがいるので
これを仕掛ける友人の選別にはくれぐれもご注意下さい。

step 0 事前の準備

狙う友人の好みをきっちり把握しましょう。
普段読んでいる本、漫画、好きな映画を調べることで、
ある程度わかります。
ちなみにライトノベルは合わない人にはどれだけ
すばらしさを語ろうが読んでくれません。
コチラの世界に興味を持っていそうな人を選びましょう。

step 1 興味をもたせよう!

まず、狙った友人と二人きりの状態を作ります。
多人数だとどうしても話しの流れをコントロールしにくいので、
基本二人、多くて三人がベストでしょう。
そして、会話の流れが途切れる瞬間を待ちます。
気分はスナイパー。フフフ、いつでもかかってこい・・・。

会話が途切れた瞬間、うまくライトノベルの表紙、あるいは背表紙を
見せましょう。カバーをかけていても大丈夫です。とにかく本を見せれば
大抵ターゲットは話を続けるため「お、何読んでんの?」 と聞いてきます。

ここでの返答ですが、 いきなり
「コレ?~って作品なんだけど、コレホントに面白いんだって!」
「お前も読んでみ!」等の発言は相手に
「うわぁ、コイツも秋葉原とかの・・・」と、ダメなイメージ
(カミングアウトしていない友人だと特に)を与えてしまうこともありますし、
同時に人間薦められると条件反射で拒否する人も多く、その後の
ミッションに支障をきたしてしまうためやめましょう。

その代わりの発言ですが、
「いや、新聞(雑誌)に載ってて面白そうだったから買ってみたんだよ」
この台詞がイチオシです。あくまで自分のオタク臭をひた隠しにするのが
成功への第一歩です。成功への架け橋(ゆず)(五輪)(古い)です。
「妹(弟)に読めといわれた」なども悪くはないですが、
その後、相手に貸し出すのが若干大変になります。 

なお、ここで見せるのは男女問わず、
初めての人がとっつきやすいものを選びましょう。
「キノの旅」「アリソン」などが文体が読みやすく、
アレげなシーンも出てこないのでオススメです。
挿絵を描かれている方もPS2のサモンナイト等、
一般向けのお仕事をされているので説明
(というか言い訳)がしやすいでしょう。
特にキノは短編集であるため読みやすく、
かなりこの手の工作に向いています。
他にはこのあたりに載っている作品なんかも読みやすくていいと思います。

ちなみに「キノ」は本当に朝日新聞に載りました。
結構ライトノベルは新聞、雑誌に載っています。
が、まぁでっちあげでもいいですよ。どうせバレないって!(なげやり)

また、ターゲットが厚い本でも苦にしないタイプでしたら
「図書館戦争」などもアレな雰囲気がほとんどなく、「本の雑誌」で
一位に選ばれるなどしていて
一般ピーポゥが持っていても違和感がないため、
面白い選択です。 ただ、「図書館戦争」はどう見ても普通の
ハードカバーの本であるため、 これをを貸した場合は
「図書館戦争」→「図書館内乱」→「塩の街」と、
きちんとあからさまにライトノベル臭のする
電撃文庫まで持ってくる必要がありますが。

step 2  貸せ!貸すんだジョー!!

さて、次のステップですが、
ほとんどのターゲットは場を繋げるため、その本を手に取ります。
その時に大切なのは渡す時にそのまま
「それさ、俺読み終わったから貸すよ。結構面白かったから読んでみ」
と貸してしまう事です。

ここでこの台詞をはかない限りターゲットは
「ふーん・・・」と言いながらぱらぱらっと
ページをめくり、「ありがと」と返すだけで終わってしまいます。
ていうか終わった。 そうなれば計画は失敗です。
大佐から「何をやってるんだスネェェェク!」と 怒られてしまいます。

もちろん、相手が「ありがと」と言って本を返してきたときに受け取らず
そのまま貸し付けることも可能ですが、この場合中身を見られているため
「いや、いい」と押し切られる危険性があり、ちょっとリスクが高まります。

その点、最初に貸すのは・・(以下長いので省略)・・・
という利点があるため、 なかなか優れています。(説明しろよ)
・・・まぁ、最終的に貸せればどうだっていいんですけど(台無し)

step 3  えぐりこむように貸すべし!貸すべし!

さて、一冊読ませたらこちらの勝ちは決まったようなものですが、
きちんととどめを刺しましょう。

一冊を読みきった時点で、ターゲットはライトノベルへの偏見や警戒心を
かなり解いています。解きまくりです。なんかエロい!(そんなことはない)

ということで、次に
「あなたが最も面白いと思い、
そしてターゲットの好みに一致している作品」
を読ませましょう。ちなみに僕はここで常に「狼と香辛料」を読ませます。
ターゲットの好み?知るか!
コレは誰が読んだって面白いんだよ!(逆切れ)

なお、中毒になる系統の作品がオススメです。
戯言シリーズ、とある魔術の禁書目録、終わりのクロニクル等、
多少濃い目の方がこちら側に引きずり込むのには
都合がいい気がしますね。

また、ここで大切なのは長期間かけて、少しずつ読ませることです。
焦ってはいけません。敵の飢餓感を演出するのです。
気分は舞台監督。いやそれはないよ。

シリーズ物はわざと1冊ずつ持っていきましょう。
人間、焦らされると読みたくなるものです。

しばらくコレを続けて、焦らしたときに
「全部もってこいよ!」と敵が切れるようになったら作戦は成功です。
これにてめでたくラノベ廃人の出来上がり、となります。


これで計画は全てです。
キューピー三分間ラノベ廃人クッキングはいかがでしたか?
ラノベを読む仲間が周りにいなーい!というあなた、ぜひ一度お試し下さい。

ちなみに成功の保証や失敗の責任は一切負いませんが、
管理人はこれで5人を毒牙にかけたことをここに申し添えておきます。

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