水曜日, 2月 28, 2007

看板娘はさしおさえ 四コマ漫画

「看板娘はさしおさえ」 著:鈴城 芹 芳文社 2巻~

さしおさえっていっても・・・あ、これネタバレだからだめだ。
質屋さんのお話です。
商売下手なお父さんと色々な、本当に色々な職業に手を出している
お母さんと娘、小絵(さえ)と娘、十世(とよ)のお話。

かわいらしい絵柄と裏腹に、台詞まわしはかなりきわどい時があります。
基本的に30歳人妻の台詞なんですが、
読んでるこっちまでちょっとドキドキしてしまいます。
人は間接的な表現でこうもときめけるものなのか・・・。

基本はホームドラマコメディです。
スク水とか猫耳とかボンテージとかメイド服とか出てきますが、
断じてホームドラマです。・・・だよ、なぁ?(<ちょっと自信がなくなった)
ちょっとえっちぃのが好きなかたは かなり楽しめると思います。
いや、それ系のネタは決して多くはないのですが、
そのインパクトから多く感じてしまうので。

個人的には十世(常時和服)がとてもいい味をだしているなぁ、と思います。
世間ズレしていてなんだかのんびりした人柄や、超合金などのロボットが
大好きな妙な娘ですが、なんだか見ているだけで和みます。
和服もポイント高い。その、なんだ、まぁいろんな意味で。
ていうかあれですよね、和服はいいですよね。何言ってんの僕。

他の登場人物もいろんな意味で特殊なお母さん、
商売人としてはまずいんじゃないか、ってくらいに人に甘いお父さん、
小学生とは思えない金銭感覚の娘、小絵の
誰もが魅力的に描かれています。
時折描かれる家族のちょっといい話も
非常にいいアクセントになっていますね。

絵柄のせいか作品全体に流れる空気もどこかゆるやかで、
割とのんびりした気持ちで読める作品です。
そんな中に微妙にエロいネタがあるから困る。もちろんいい意味で!

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