日曜日, 3月 11, 2007

ライトノベルの一巻目

僕はシリーズ物の、ライトノベルの一巻目が好きです。
特に新人の作家の第一作目が大好きです。
好物といってもいい。食べないですけど(<当たり前)

これはライトノベルの一巻目の重要性のためです。
昨日も書きましたが、ライトノベルは人気が出た場合
続きが出ます。その場合、新人であっても
それこそ人気の続く限り作家が望むだけ続きを書くことができます。

ただ、それと同時に
ライトノベル作家には打ち切りの恐怖があるわけです。
いいキャラが書けて、伏線もうまく張れ、舞台も整った。
さあこれからだ!と思ったら売れなくて一巻だけでおしまい。
ということが簡単に起こりうるわけです。

だからライトノベル作家は、悔いが残らないように
1巻には自分が一番書きたいテーマを描き、
自分の思いのたけを全部こめた作品に仕上げるわけです。
また同時に、万が一打ち切られた時のことも考えて、
最初の巻はその一冊だけで一応話がきっちり完結しています
だから1巻というのはどんなシリーズであれ、少し毛色が違う
浮いている作品が多いのです。

作者の思いがこもっている分、
一巻目はうっとうしい作品が多いのも確かです。
妙に熱血で暑苦しかったり、押し付けがましい主人公の考え方が
延々と書かれている作品もあります。
だけど熱い。そこからは作者の
「俺はこれを書きたいんだ!!」
という思いがひしひしと伝わってきます。
だから僕は1巻目が大好きです。

ちなみにこの記事を書くときに管理人はBGM
に延々とコレを聞いていました。。

こういうことを書くと途端にこれまでの
記事の真面目さが消えうせるから不思議。いや不思議じゃねーよ。

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