月曜日, 6月 25, 2007

イエスタディをうたって sing yesterday for me

冬目景(作者)の作品の中ではおそらく一番有名な作品。たぶん。きっと。メイビー。最後のは我ながらどうかと思います。

大学生やらフリーターやら社会人やら美術予備校生やらが恋愛とか自分の将来についてグジグジグジグジ考えながらちょっとずつ前に進む作品です。自分で書いておいて何ですがこの書き方だと超つまんなさそうですな。いや面白いんですよ?

同じところを延々とループしているようで実はみんな少しずつ変わっていってるのですが、その過程の書き方が非常に丁寧です。特に大きな事件とかが起こったりはせずにそれぞれが淡々と日常を過ごしているんですが、そのなかでの人物の掘り下げ方が滅法うまい。

特にヒロインのハルがいい。この作品を読んでハルにときめかない男は地獄へ落ちろ!・・・太字で言うことじゃないだろうよ、僕。なお、もう一人のヒロイン榀子(しなこ)さんの大人の色気と妙な子供らしさもたまりません。


男キャラだと主人公のリクオ・・・はヘタレですが、人間味があってコレはコレで好感が持てます。でも生意気なくせに一度こうと決めたらまっすぐな浪の方が僕は好きですが。年上好きなところも僕と同じですし。何を僕はこんなところで自分の性癖をさらけ出しているんでしょうかね。

全然関係ないけどタイトルカッコイイですよね。漫画のタイトルの中じゃ一番好きです。←と書いておきながらタイトル間違えてた。英語なんて嫌いだ・・・。

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